君との約束~陸上指切りげんまん~

No.2 100m

『100m競技が始まります。』

アナウンスがなり響く。

「きっ緊張する・・・。」

招集所では、私はガタガタ震えてた。

「大丈夫!頑張ろ!」

千夏は励ましてるのだろうが、千夏も震えていた。

「100m移動します。」

役員の声。

「千夏。頑張って!」

競技は千夏が先だ。

「うん・・・!!」

私達は歓声の響くトラックへ足を踏み入れた。
< 89 / 152 >

この作品をシェア

pagetop