君との約束~陸上指切りげんまん~
No.3 意味わからない
「千夏にー・・・?」
目を真ん丸にさせて、私の手当てをしてる海。
「私が悪いんだ。約束のこと黙ってたから。」
ああ。どうしよう、涙が出そう。
「大丈夫だ。お前は悪くねーよ。」
「だって。親友だもん。言わなきゃいけなかったのに。」
「そんなことねーよ。」
私の頭をポンポンと軽く触ると。
「俺との約束。黙ってくれて、ありがとうな。」
「・・・・。」
しばらく沈黙が続いたが、海は口をひらき。
「俺もお前との約束。言いふらしてなんかねーよ。空は信頼してるからちょっと言ってみたんだ。嬉しくて。多分そん時に千夏聞いたんだろう。俺が悪いんだ。ごめんな・・・」
そんな悲しい顔しないでよ。
泣いちゃうよ。
海は悪くない。
悪くないよ。
「お前が俺との約束、黙っていてくれてマジ嬉しい。」
「海・・・」
いつもは馬鹿馬鹿言ってふざけ合ってるのに、私たちがマジで話し合うのはこれが初めてかもしれない。
「ごめんな。大会前なのにこんな傷付けてしまって。」
「海は悪くないって。千夏も。私の不注意だよ。」
大丈夫か?と真剣に聞いてくる海に、私は笑う。
「なんだ!?何が面白い!?」
「ううん。何でもない。」
目を真ん丸にさせて、私の手当てをしてる海。
「私が悪いんだ。約束のこと黙ってたから。」
ああ。どうしよう、涙が出そう。
「大丈夫だ。お前は悪くねーよ。」
「だって。親友だもん。言わなきゃいけなかったのに。」
「そんなことねーよ。」
私の頭をポンポンと軽く触ると。
「俺との約束。黙ってくれて、ありがとうな。」
「・・・・。」
しばらく沈黙が続いたが、海は口をひらき。
「俺もお前との約束。言いふらしてなんかねーよ。空は信頼してるからちょっと言ってみたんだ。嬉しくて。多分そん時に千夏聞いたんだろう。俺が悪いんだ。ごめんな・・・」
そんな悲しい顔しないでよ。
泣いちゃうよ。
海は悪くない。
悪くないよ。
「お前が俺との約束、黙っていてくれてマジ嬉しい。」
「海・・・」
いつもは馬鹿馬鹿言ってふざけ合ってるのに、私たちがマジで話し合うのはこれが初めてかもしれない。
「ごめんな。大会前なのにこんな傷付けてしまって。」
「海は悪くないって。千夏も。私の不注意だよ。」
大丈夫か?と真剣に聞いてくる海に、私は笑う。
「なんだ!?何が面白い!?」
「ううん。何でもない。」