君との約束~陸上指切りげんまん~
13.20

私の目標だった。

千夏はあきらかに速くなっていた。

「・・・。」


私の自信は消えかけてた。

100mのゴール付近を眺め。



「5組、準備。」

「!!」

私の番が近づく。


どうしよう。


自信無い。

海に・・・会えたら・・・




「利歩!!!!」

いるはずもないのに。
君の声がした。
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