君の隣で~☆星空☆続編~【完】
千夏の夜泣きはその後も酷く、あたしは眠れる日々を過ごした。
でも、守が抱くとピタっと泣き止む千夏は心から守を必要としていた
守の腕の中で眠りに落ちる千夏をそうっとベッドに降ろす
守が仕事に居ない間はあたしがおんぶや抱っこで、昼間過ごしていた
千夏の寝顔………
幸せそうな顔をしていつも寝ていた。
きっと、お腹に居る時から何かを悟り不安に怯えていたのだろう。
まるで、誰からも祝福されてないような千夏の出産は
小さい千夏の心の中に悲しみと不安だけを残っていたんだ……
そんな千夏が求めたものが守の存在……
家族という温かいものだったんだ
千夏がまた繋いでくれた夫婦というもの。
家族という物を、
あたしと、守はもう1度繋ぎ合わせた……。
そんなあたしに、たった1つ誰にも言えてない衝撃的な現実を抱えていた
誰にも言えなかったんじゃない。
自分でも認めたくなかったから口に出せなかったんだろう
あたしは、守と愛と千夏が眠りに落ちた後、
毎日、1人泣き続けていた。
千夏の幸せな寝顔を見ながら
千夏の頭を撫でながら……
あたしに起こる運命というものに、ただ喪失感だけ残されていた……。
誰にも気付かれないように、あたしは笑っていた。
でも、守が抱くとピタっと泣き止む千夏は心から守を必要としていた
守の腕の中で眠りに落ちる千夏をそうっとベッドに降ろす
守が仕事に居ない間はあたしがおんぶや抱っこで、昼間過ごしていた
千夏の寝顔………
幸せそうな顔をしていつも寝ていた。
きっと、お腹に居る時から何かを悟り不安に怯えていたのだろう。
まるで、誰からも祝福されてないような千夏の出産は
小さい千夏の心の中に悲しみと不安だけを残っていたんだ……
そんな千夏が求めたものが守の存在……
家族という温かいものだったんだ
千夏がまた繋いでくれた夫婦というもの。
家族という物を、
あたしと、守はもう1度繋ぎ合わせた……。
そんなあたしに、たった1つ誰にも言えてない衝撃的な現実を抱えていた
誰にも言えなかったんじゃない。
自分でも認めたくなかったから口に出せなかったんだろう
あたしは、守と愛と千夏が眠りに落ちた後、
毎日、1人泣き続けていた。
千夏の幸せな寝顔を見ながら
千夏の頭を撫でながら……
あたしに起こる運命というものに、ただ喪失感だけ残されていた……。
誰にも気付かれないように、あたしは笑っていた。