君の隣で~☆星空☆続編~【完】
守と2人きりで会う事は少なかった。
愛と居る日々の中で、
あたしが男と会う時間があるのはバイトの行き帰りだけ。
でも、その日は守から連絡なしにあたしのバイトが終わるのを待っている姿があった。
バイト中に車を発見した時、あたしはトイレに行くふりをして
今日、迎えに来るはずだった男に電話をした・
「ごめん!!今日は無理だわ」
「なんでだよ!!」
電話越しに聞こえる大きな声にあたしは携帯を少し耳から離し、
「ごめん、急用で今帰るとこだから……」
そう言って電話をきった。
何事も完璧にしておきたかった
守を落とすまでは―――
バイトが終わると同時に守から電話が鳴った。
「おつかれ~!!どしたの??」
「早く支度しておいで……」
「えっ??なんで?」
知っていたくせに、あたしは声を弾ませた。
「待ってるわ」
それだけ話し、守は電話を切った。
守はあたしを最近色々な言葉や行動で伺ってるのが分かった。
きっと、この日は何も言わずにバイト先に来た時のあたしの行動でも見ていたんだろう。
あたしは、お見通しだった
すぐ着替えて、あたしは守の車のある所まで駆け寄った
「何してんの?」
「俺が来ない日は男でも約束してんのか見に来たんだよ」
「アハハハッ!!それは残念!!」
「みたいだな……」
少しホッとしながらも守を見ると、
真剣な顔をして
ただ、真っ直ぐ見つめてた。
しばらく沈黙が走る中――
「今日は話があってきたんだけど」
「うん………」
少し険しい顔をしている守からあたしは目を反らした。
愛と居る日々の中で、
あたしが男と会う時間があるのはバイトの行き帰りだけ。
でも、その日は守から連絡なしにあたしのバイトが終わるのを待っている姿があった。
バイト中に車を発見した時、あたしはトイレに行くふりをして
今日、迎えに来るはずだった男に電話をした・
「ごめん!!今日は無理だわ」
「なんでだよ!!」
電話越しに聞こえる大きな声にあたしは携帯を少し耳から離し、
「ごめん、急用で今帰るとこだから……」
そう言って電話をきった。
何事も完璧にしておきたかった
守を落とすまでは―――
バイトが終わると同時に守から電話が鳴った。
「おつかれ~!!どしたの??」
「早く支度しておいで……」
「えっ??なんで?」
知っていたくせに、あたしは声を弾ませた。
「待ってるわ」
それだけ話し、守は電話を切った。
守はあたしを最近色々な言葉や行動で伺ってるのが分かった。
きっと、この日は何も言わずにバイト先に来た時のあたしの行動でも見ていたんだろう。
あたしは、お見通しだった
すぐ着替えて、あたしは守の車のある所まで駆け寄った
「何してんの?」
「俺が来ない日は男でも約束してんのか見に来たんだよ」
「アハハハッ!!それは残念!!」
「みたいだな……」
少しホッとしながらも守を見ると、
真剣な顔をして
ただ、真っ直ぐ見つめてた。
しばらく沈黙が走る中――
「今日は話があってきたんだけど」
「うん………」
少し険しい顔をしている守からあたしは目を反らした。