君の隣で~☆星空☆続編~【完】
そんな、あたしの不安も知らずに守は家をすんなり決めた。
今の実家からは車で40分位かかる場所。
電車ならもっとだろう。
1度だけ、守はこの辺で1人暮らしをしていた事があるらしい。
そんな話さえ、あたしにはどうでも良かった。
新しい町……
“あたしと、愛はここで暮らすんだ”
そう思うと不安だらけでしょうがなかった。
「ねぇ、本当にいいの?」
守が契約金を現金で出してる姿を見てあたしは呟いた。
契約書に書いてあるあたしの名前
【婚約者】
その言葉になんだかとてつもなく変な感じがした。
「飯でも食うか!!」
あたしの話しの答えなんて無視して、元気で言う守の言葉にただうなずくだけだった。
色んな感情があたしの中で葛藤する中
少しだけ……
もう働かなくていいんだ……
そんなどうでもいい事を考えていた。
きっと、守もそうだったに違いない。
家の事はしなくていい
ご飯も作ってくれる
掃除も、洗濯も……
愛を求め合う事がない
あたし達2人の生活が始まろうとしていた。
今の実家からは車で40分位かかる場所。
電車ならもっとだろう。
1度だけ、守はこの辺で1人暮らしをしていた事があるらしい。
そんな話さえ、あたしにはどうでも良かった。
新しい町……
“あたしと、愛はここで暮らすんだ”
そう思うと不安だらけでしょうがなかった。
「ねぇ、本当にいいの?」
守が契約金を現金で出してる姿を見てあたしは呟いた。
契約書に書いてあるあたしの名前
【婚約者】
その言葉になんだかとてつもなく変な感じがした。
「飯でも食うか!!」
あたしの話しの答えなんて無視して、元気で言う守の言葉にただうなずくだけだった。
色んな感情があたしの中で葛藤する中
少しだけ……
もう働かなくていいんだ……
そんなどうでもいい事を考えていた。
きっと、守もそうだったに違いない。
家の事はしなくていい
ご飯も作ってくれる
掃除も、洗濯も……
愛を求め合う事がない
あたし達2人の生活が始まろうとしていた。