やっぱり好き
翌日。

昼休み。

私は俊也のクラスに行った。

友達に会うために。

そう言いたいけど。本当は俊也の顔が見たかったから。

ただそれだけ。

「ゆきなちゃん!」

「ぁ。まなちゃん!」

「ゆきなちゃんのクラス「366日」歌うんでしょ?いいなぁー」

「でしょ★」

その時俊也と目があった。

だけど。私はすぐに逸してしまった。

あいかわらず。素直になれない私。

ちゃんと素直に話すことができるんだろうか・・・。



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