獣の屋敷へようこそ!



「あずさ。あずさは、日本に残ってくれないか?」



「―――――・・え?」




予想していなかった言葉に私は固まってしまった。




「お父さんな、アメリカで一人俺の帰りを待つあずさが心配なんだ」



「大丈夫だよ?」




お父さんは小さく横に首を振る。



「お父さんの知り合いにあずさの事を頼んだからそこで俺の帰りを待っててくれないか?」





―――――――・・・お父さんの帰りを待つ、か。



そんな事言われたら何も言えないや。




「うん、分かったよお父さん」






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