明日はアシタの風が吹く！〈第六話〉

「なにこの投げやり文章……！」

誕生日がめでたいことに１月１日ってことぐらいしか分からんよ！　正月生まれよかったね！　あぁハッピーだよチクショー！
ってか『ハイパーミックスカタストロフ』ってなんなんだーい！

「悪ぃ、それ書いたの俺だ」

「組長のばかぁん！」

だから調査途中なのねー！
にしても、なんで坂田二世の中に入れてたんだーい！

「おや。もう一枚入ってますね……えーと、『坂田調教計画』？」

「何ですと！？（その２）」

……いや待て。期待するのは新幹線くらい速い。いや早い。
『坂田の調教方法』が組長／著ならこれも右に同じに違いない。組長のばか。

「ううん、ボク書いてないよ」

む、組長は書いてない？
ならば充分に見る価値があるじゃないのさ。

いざ、ご拝見。

その前に何故か組長が幼児化してたのは忘れよう。うん、気持ち悪いから。