♪・*:.。隣のキミ達 。.:*・♪



「まぁ、でもさまた勝っちゃったよね、オレ。」


やっぱり、前言撤回…

優はちょっぴり意地悪です。


「こないださぁ、『次こそは優に勝つっっっ!』とかいってたもんな~。
確かに、律の言う通り恥ずかしいな。
いろんな意味で。
ねっ?望ちゃーん?」

悔しい…

下を向きながら悔しがるわたしを覗き込むように、優が面白がりながら見てきた。

それが、いきなりだったのでびっくりするわたし。


「わっ…!」


声と共に体が傾いた。

そのままよろめき、何とかバランスを保とうとするが…


「ううぅっ…」


こけました。



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