♪・*:.。隣のキミ達 。.:*・♪
私の下に怒った顔の律が倒れていた。
「ちょっと、なんでわたしの下にいんのよ!?
やだぁっ、早くどっかに行ってよ!!
変態っ!!」
「ぁあっ?ふざけんなよ。
望がこけてくるから、オレが下敷きにされたんだよ。
重い望に、一緒に押し倒されてな。
それなのに変態だとか?いわれてサイテーだな。」
「……いって…」
「なんだよ?はっきり言わないと聞こえねぇよ。」
「重いってなによっ!!失礼なっ
これでも頑張ってんだからねっ。
律のバカァ…」
「はぁあ??えっ、ちょっと、これはだなぁ…」
「ああぁ~、律、やっちゃったね。
望ちゃんは今回はどうやったら許してくれるかな?」
「おい、優。
面白がってないでどうにかしろよ。」
「んー、だってさ、望が泣いてるわけじゃないし。
オレに被害はないはずだし。
困るのは律でしょ?」
わたしは泣いているわけじゃない。
ただ、怒っただけ。
こうゆうのはチョクチョクあること。
わたしは、気が済むまで律を徹底的にムシするだけ。
もうそろそろいいかな~って思ったらまた元に戻る。
だから、優も心配しない。
ちっちゃなことだけど、ちょっとは傷ついたのっ!!
わたしは結構根に持つしつこい女なんですぅ!