♪・*:.。隣のキミ達 。.:*・♪



「ふんっ…」


「…おーい」


「…………」


「おーいってば」


律がわたしの名前を読んでくるが、無視。


「のーぞみちゃーん?帰ろーぜ」


「優、そうだね。帰ろっか。
いつまでもここに居たって何もないしね。
次の授業も始まっちゃうし。
あっ、次もしかして移動教室じゃないっけ?
優、早く行こっ。」


わたしは、優の手を引いて教室へ帰った。

律は当然、放置。

女の子に〝デブ”とか〝太った?”とか〝重い”とかとか言う律が悪いんだもん。

最近、太もものお肉、気にしてんのに…

女の子が気にしていることを言っちゃったらみなさんもこんなことになっちゃうかもよ

だから、きぃつけなはれやっ!?


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