ソルトシュガーな恋
「席は一番後ろの宮白の隣な」





うそっ。まだ心の準備が・・・。




そしてもういちど美少年をみる。



やっぱ、かっこいいや。



美少年が私のところまでくるのが
スローモーションみたいだった。




私ドキドキしてるなー。





あ、きたきた。





あらためて椅子にすわりなおす。




「あ、あの私宮白玲奈。よろしくね。」

「・・・。」



聞こえなかったのかな?



「よろしくね。」


少し間があいてから


「うざっ」


何を言っているのかわからなかった。


「はっ?。」



「だからそーいうの俺の一番嫌いなタイプ。」



そういいのこすと遠い目でクラスを見る美少年。




なにか感じてるなと思った。



それから私達はなにも話さなかった。


美少年なのに性格が悪いでもび少年でも性格が悪い・・・。





そんな言葉が私の頭の中でぐるぐる回っていた。

















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