ソルトシュガーな恋
一時間目もお終わり、美少年はクラスに溶け込んでいった。





私以外の子達には優しく接しているから余計にムカツク。





まあ私には関係ないんだけどね。







そのあとの授業で美少年は才能を発揮した。




問題をすらすらとく姿。




そんな美少年を唖然として見る私。





かっこいいうえに頭もいいって完璧じゃん。




ダメダメ。あいつだけは。





でもすっごく気になっている自分がいた。




気が付けばもう帰る時間。




教室が静かになっていく。




「玲奈帰ろ~。」






後ろから声をかけるのは沙耶だ。




「あ、うん。」





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