初恋の続きをもう一度【完】
「いやぁありさと涼晴先輩がいい感じでよかったよ。
これで花火大会なんか誘われちゃったら・・・♡」
一人で妄想膨らんでるあずにゃん。
♪~♫~♬
私の携帯の着信音が響く。
メールだ。
差出人は涼晴先輩から。
「今度の花火大会行く?」
と、書かれていた。
毎年大勢の人が花火を見に来る、人気のお祭り。
「はい、行きますよー」
「よかったらさ、一緒に行かない!?」
は!?
な、なにー!???
花火大会一緒にいかない?ってえぇぇぇ!?
「はぁぁぁぁぁ!?」
メールを見て、思わず叫ぶ。
カフェの店内全員の人に冷たい視線で見られた。