初恋の続きをもう一度【完】
「どうした?そんな泣きそうな顔して。」
「え・・・?」
泣きそうな顔・・・。
やばい、涼晴先輩に見られた。
「いや別に、なんでもありませんよ?
ただ花火が綺麗だなーって思って」
アハハハと笑顔を向ける。
「ウソつけ。ホントはさ花火の音が苦手なんだろ?」
え?
どうしてそんなこと涼晴先輩が知ってるの?
涼晴先輩って超能力者!?
「あ、今俺のこと超能力者って思っただろ?
残念ながら違う」
う”・・・。心読まれてるし
「どうして私の考えることが分かるんですか??」
「分かりやすいから」
私って分かりやすいんだ・・・。