初恋の続きをもう一度【完】
そんなことを思いながら、もうお化け屋敷の入口。
扉が開き、お化け屋敷へ。
「もー怖いって!!」
私は半泣きで涼晴の腕にしがみつく。
「まだ1歩も進んでないのに?
大丈夫だって、俺がいるからさ」
あぁ涼晴ってばそのセリフカッコよすぎ。
「でもでも、怖いもんは怖いよー」
いくら好きな人がいるからってお化け屋敷克服できるとは限んないし。
歩くこと、数十分後―。
光が見えてきた。きっとあそこが出口だろう・・・。
そんなことを思ってたら後ろから、お化け役の人がストーカーしてきた。
「ギャー」
私は叫び、光の見える方向に一直線。
涼晴も隣で走る。
「はぁ、はぁ」
走って出口に出てきたら、並んでる人に大爆笑された。
「ありさ、大丈夫?」
「うん、怖かった。」
お化け屋敷のあと、私達はカフェで休憩することにした。
ジュースを持って空いてる席に座った。