初恋の続きをもう一度【完】
嫉妬!?
ファイナルプレジャーの司会を決めたあの日から、
数日経って今日は涼晴とのデートの日。
今日はショッピングモールに来てる。
涼晴は休日になるとデートを誘ってくれるけど、いいのかなぁ・・・。
勉強とか色々大変な時期なのに、あたしなんかとデートしてていいの?
「ありさ、話聞いてる?」
不意に涼晴の声が聞こえた。
「え?」
「だから、アイス何にする?」
「あぁ、アイスね。ぼーっとしちゃってて分かんなかった。ごめん」
「なんか考え事?」
涼晴の今後の未来についてです、なんて言えないよぉ。
今ここのショッピングモールで人気のアイス屋さんに並んでる時に、
そんなこと言ってもKYでしょ。