初恋の続きをもう一度【完】
数分後―。
私は昇降口であずにゃんが来るのを待っていた。
「ありさごめーん。
実はさ・・・、翔太郎と一緒にお昼食べることになちゃった。」
と、謝りながら、駆け寄ってくる。
「愛しの彼氏くんに誘われちゃ断れないもんね!」
「ホントごめん!
あ、これ買ってきたやつ」
あずにゃんは焼きそばを私に渡した。
「うん、大丈夫だから。
愛しの彼氏くんと楽しんで☆」
私はクレープとジュースをあずにゃんに渡した。
そしてあずにゃんと別れた。