初恋の続きをもう一度【完】
昼食タイム♪―涼晴side―
合唱コンクールが終わり、クラスの奴らと喜んだ後、
俺はありさと昼食を食べるため、ありさを探していた。
外に設置されたテントの方を見てみるが、
人ゴミのせいでありさがどこにいるか分からない。
もしかしたら、中にいるのかもしれない。
俺は昇降口に向かった。
すると、ありさが昇降口付近でフラフラ歩いているのが分かった。
俺はすかさず、ありさのところへ向かい、
後ろから手首を掴んだ。
振り返るありさ。
不意打ちの驚く顔なんて反則だ。
一緒にお昼を食べたいと、平静を装って言った。
ホントは一緒に食べたくてしょうがなくて、
ありさを探していたのに。