初恋の続きをもう一度【完】
「とととけるわけないでしょーが!
てか誰か見てたらどうすんの!?」
焦る私。
その様子をみてとても楽しんでいる涼晴。
「誰もいねぇし、良くね?」
「いやいやいや、よくない!
司会に影響出るかもしんないじゃん!」
「まったく、ありさは心配性だな。
じゃぁ上手くできたらご褒美あげるから、ちゃんとやって?」
ご褒美?
それってなんだろう・・・?
「ご褒美ってなに!?」
「それ言ったらつまんないだろ」
「ご褒美は気になるけど、
まぁ頑張ってみるよ!」
ニコっと微笑みを浮かべた。
よーーし!!頑張っちゃうもんね!!
「その笑った顔で司会やれよ」
「え?
うん!分かった!」
ガッツポーズして息を吐く。
そして私たちは舞台に出た。