初恋の続きをもう一度【完】
ありさのドッキリ
涼晴の寝起きドッキリが終わって、色々な人のドッキリをして
エンディングを飾るのは、まさかのあたしのドッキリで。
マジ最悪ー。
「ハイ次でドッキリ大賞、最後となりました!」
涼晴と私は椅子から立って、涼晴が言った。
「えーーーー」
体育館中から残念そうな声が聞こえる。
「ドッキリ大賞エンディングを飾るのは~一ノ宮ありささんです!
ドッキリは、ありさの大嫌いなアレに1人で挑戦してもらいましたー!」
「「ではVTR~スタート!」」
ステージの照明が暗くなり、私たちは再び椅子に座る。
そしてVTRが流れた。