初恋の続きをもう一度【完】



『え?まったく状況が掴めないんですけど・・・。


あたしが1人でお化け屋敷に入る・・・


それで涼晴先輩はあたしがお化け屋敷入ってる間、何してるんですか?』



『え?もちろん、遊園地満喫ー!!!』



『え!!ずるい!一緒にお化け屋敷入りましょうよ!』


涼晴の腕を掴む。



『いやいやいや、ありさ1人のほうが面白いし。


ってことでいってらしゃーい』



強制的に入口の前に立たされる私。


『え?マジ無理!


怖い怖い!え?やばい!』



もう完全パニック!


この時涼晴が、お化け屋敷入ったらご褒美あげるから、


ってみんなに聞こえないように言ったんだ。



『じゃ、い、行きますよ!もー行けばいいんでしょ!』


私は1人でお化け屋敷に入る決意をした。
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