初恋の続きをもう一度【完】
ファイナルプレジャー エンディング
数分後―。
質問は出尽くしたからコーナーを終了した。
「みなさん、ファイナルプレジャーはもうすぐ終わりになります。
俺たち司会から今日の感想を言いたいと思います。
じゃ、まずありさから。」
「ファイナルプレジャーすっごく楽しかったです。
楽しすぎて、時間を忘れてしまいました。
涼晴先輩、色々とフォローしてくださってありがとうございます!
みなさんと過ごした時間はかけがえのない時間でした!
みなさん、本当にありがとうございました!」
挨拶をしたあとおじぎをした。
「俺もすっごく楽しかったです。
司会するって聞いたときは、不安で緊張もあったんですけど、
ありさやみんなのおかげで、その不安や緊張はどこかへ行って
とても楽しい時間になりました。
本当にありがとうございました!」
涼晴も挨拶したあとお辞儀をした。
「これでファイナルプレジャーを終わりにします!」
「「バイバーーイ」」
私たちはハモって言い、手を振った。
そしてステージの幕が下がった。
パチパチパチー。
体育館中に拍手や歓声が響き渡る。
私はその温かな拍手や歓声を聞いてとても胸がいっぱいになった。