初恋の続きをもう一度【完】



「全部ホントのことじゃないですか!


て、ていうかありさ先輩って意外とおばさんてきな考え方なんですね!」



バカにしていうあゆみちゃん。



おばさんですいませんね、おばさんで。



「まぁ私のことはともかく、涼晴の話の続きをしましょ。


私は見た目とか、釣り合いとか関係なしに、


涼晴が好きなの!絶対に別れたくないの!」




「分かりました。


そんなにありさ先輩が別れないなら、


こっちだって手は打ってありますから。


絶対にありさ先輩と涼晴先輩を別れさせてあげましょう。



だから楽しみに待っててくださいね?


お・ば・さ・ん」



勝ち誇った顔をして、立ち去っていくあゆみちゃん。
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