初恋の続きをもう一度【完】
悲しい気持ち。
家に帰った私は、真っ先に布団へダイブした。
辛いよ・・・。
つい最近まで、幸せな毎日を送っていたのに、
いきなり別れるって。
あたしは涼晴のこと好きだけど、涼晴はあゆみちゃんのことが好き。
その事実を受け入れられない。
結局過去に戻る前と同じになっちゃった。
絶対に別れないって決めてたのに。
やっぱりあたしはあゆみちゃんには叶わない。
どんなに頑張っても、あゆみちゃんを超えることはできないのかもしれない。
はぁ・・・。
過去に戻っても、あゆみちゃんと涼晴が付き合うことは、
どうしても変えられないのね。
ベットに顔を伏せて、泣きながらそんなことを思った。