初恋の続きをもう一度【完】
「今すぐに涼晴と別れて、なんて言わないからさ。
あゆみちゃんだって、涼晴のこと好きだもんね」
私はあゆみちゃんを慰めるように言った。
「ありさ?」
涼晴が驚いている。
「・・・・・。
やっぱりありさ先輩ってバカで、お人好しですね!
そんなこと言ったら、一生離しませんよ?」
あゆみちゃんは少し考えたあと、笑いながら言った。
「一生離さないのはちょっと・・・。」
私も笑いながら言った。