初恋の続きをもう一度【完】
「何ですかぁ!?」
何事もなかったようにあゆみちゃんは私に訊ねた。
「アンタ、さっき涼晴先輩のこと『低脳』って言ったでしょ!?丸聞こえー」
あゆみちゃんを睨みつけた。
「えぇ~!?
私がぁーそんなこと言うゎけないじゃぁないですかぁー」
ブリッコキャラ満載のあゆみちゃん。
「はぁ!?シラをきるわけ?
あたしのこといくら陰口言っても構わないけど、
先輩のこと侮辱したら、このあたしが許さないんだから。
てゆーかそれでも涼晴先輩のことが好きなわけ?」
怒り抑えながらあゆみちゃんに言った。
「もぉー!!先輩ってば誤解ですぅ」
「そうですよ!!
あゆみが自分の好きな人のこと『低脳』なんて、
言うわけないじゃないですか」
と、あゆみちゃん続いて取り巻きが言ってきた。
「次に涼晴先輩への侮辱の言葉が聞こえたら、
多々では済まないから。
よく覚えておいてね」
私はあゆみちゃんに言ったら、
あゆみちゃんとその取り巻きは、
逃げるように立ち去っていった。