初恋の続きをもう一度【完】



「あら、ありさやっと起きたの!?」


お母さんがキッチンで何かしながら言った。


「うん。


ってそうじゃなくて!!なんで2人がいる訳!?」


「え?だって今日ありさの誕生日じゃん!」


当たり前のようにいうあずにゃん。


「そうだけど!


2人がいる理由を聞いてるのー!!


あたしがせっかく寝てたのにー!


大きなバンって音がして目を開けたら、2人がいるなんてー」



「あぁ、バンって音はクラッカーの音だよ!


ありさが起きるの遅いから、起こそうと思って!

てかありさ驚きすぎでしょ!」


あゆみが笑いながら言った。


「あたしの睡眠時間返せー!!

安眠妨害だぁー!

驚かないのが頭おかしいと思いますけど!?」


「アンタ、そんなこと言ったて、もうお昼過ぎよ?


いつまでも寝てるありさが悪いんじゃない!

2人はありさのためにわざわざ来てくれたのに!」


お母さんがお茶を持ってきて、言った。









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