初恋の続きをもう一度【完】
「た、確かに思い出になる・・・けど。」
「面白いありさの顔見れたし、
さ、ウチらは用事があるから帰るね!」
「え!もう帰っちゃうの!?早くない!?」
「誕生日、楽しんでね!」
2人は玄関に向かった。
玄関の扉を開けて2人を見送る。
見送って家の中に入ろうとしたら、呼び止められた。
振り返ると、涼晴が立っていた。
「ありさ、誕生日おめでとう。
今から出掛けられる?」
「うん、ちょっと待ってて。」
私は一旦家の中へ入った。