初恋の続きをもう一度【完】
「俺、中学の時の夢を見たんだ。
現実よりも長く俺たちは付き合ってた。
たくさんデートしたり、ファイナルプレジャーの司会を2人でやったりしていた。
現実では起こらなかったことを夢の中では起こっていたんだ
でも最後はまた別れたんだ。」
え・・・・?
どういうこと・・・?
私がやり直した過去と似ている気が・・・。
「朝起きたら、小さな不思議な女の子がいきなり目の前に現れて言ったんだ。
“今見た夢は、ありさがやり直すチャンスがあったら、
やり直したいって思ってる話だから。
ありさに会いに言って欲しい”
ってな。
俺は自分の気持ちに整理がついたら、ありさに会いに行こうと思ってた。
そしたらたまたま企画書を見て・・・」
そうだったんだ・・・。