初恋の続きをもう一度【完】
「りさ。・・・ありさ!!」
友達、春川 梓(はるかわ あずさ)、
あずにゃんがさっきから私を呼んでいるみたい。
「あっ!!ごめんなんだっけ?
てゆーかいつの間に私学校来てんの?」
辺りを見るといつもの教室だ。
「はぁ!?今日一緒にチャリできたじゃん!!
どうしたの?ぼーっとしちゃってさぁ」
あずにゃんは呆れ顔で言った。
「うん、ちょっと考え事。
で、私に話があったんじゃないの?」
「あ、そうだった。
昨日さデパートで元カレにあってさぁー。
元カレがこっちチラチラ見てきてマジひいたわ。
もうホント最悪。
今カレのほうが100倍いい!!」
あずにゃんは只今絶賛リア充中。
ノロケ話をよく聞く。
「そうだったんだ。ドンマイ」
苦笑いする私。
「やっぱアンタ今日変だよ!?どっか悪いの?」
心配そうにあずにゃんは問いかける。