初恋の続きをもう一度【完】
中学校の頃の彼氏は確か、一つ上の先輩で。
名前は・・・・。
中村 涼晴(なかむら りょうせい)。
私の初恋相手で、憧れの先輩、そして彼氏だった人。
先輩のことは小学校4年生のときからずっと好きだった。
先輩と初めて出逢ったのは、掃除場所が同じ外トイレだったこと。
最初は先輩のことを最低な人って思っていたけど、しだいに目が離せなくなっていた。
中学生になると、涼晴先輩はバスケ部に入部していた。
私は最初バスケ部に入部しようと思ったけれど、
アピールできない自信のなさから女子文化部に入部した。
涼晴先輩は
黒縁メガネを掛けていて、
背が高く、
爽やか系で、
俺様で、
足が速かった。
きっと女子からも人気があったんだろう。