初恋の続きをもう一度【完】
中2の春頃に私はある男の子に背中を押され、
ダメ元で告白してみることにした。
その男の子は七瀬 柊斗(ななせ しゅうと)
柊斗は見た目はチャラ男だけど、
根はすっごくいいヤツで、
頼りにしている存在。
柊斗は先輩と同じバスケ部で仲が良かったらしい。
柊斗とは席が近くすぐに仲良くなって、
いつの日か男友達の中では1番仲良くなっていた。
そんなある日、いつものように柊斗とメールで、
他愛もない話をしていたら涼晴先輩の話になった。
『ありさ、涼晴先輩お前のこと覚えてるってさ。
メールで告っちゃえば?』
この柊斗の一言がすべてのはじまりだった・・・―