初恋の続きをもう一度【完】
不思議な女の子
ふと窓の外を見ると何か窓の外で光っているみたい。
私は気になって近づいてみると、そこには小さな女の子の妖精がいた。
私は窓を開けた。
「ねぇ、もしも過去に戻れるならあなたはどうしたい?」
え?この子はいきなり何を言い出すの?
「何言ってるのかよく分からないなぁ。過去になんか戻れないよ」
私がそう言うと女の子はニコっと微笑んで続けた。
「あなたは過去のことで後悔してるんじゃない?
できることならやり直したいって思ってるんじゃない?
だったら、やり直せばいいじゃん」
てゆーか私、頭おかしくなった??
妖精がこの現実にいるわけないじゃん、おとぎ話じゃないんだし。
しかもこの子訳分かんない。
「やり直せばいいじゃんってそんな簡単じゃないよ。
あなたどっから現れたの?」
すると、また女の子は微笑んだ。
「そんなのどうでもいいわ。
ねぇ過去に戻りたいの?戻りたくないの?」