初恋の続きをもう一度【完】
第2章 ~ありさ過去に戻る~
身体は14歳で中身は25歳の私!??
「・・・・のみやさん、一ノ宮 ありささんっ!!」
あれ!?誰かの声と複数の笑い声が聞こえる。
ここは・・・?
私は心の準備をしないまま、重いまぶたを開けた。
周り見渡してみると、懐かしい中学校の校庭。
そして今いる場所は、中学生の時2-3だった教室。
黒板の日付には5月20日と書かれてあった。
今は数学の授業中らしく、
中学2年生で習った連立方程式の問題がいくつか黒板に書かれていた。
教卓には2年生の時の担任の怒った顔。
さっきから私をずっと呼んでいたらしい。
私を見て笑っている、2-3のみんな。