初恋の続きをもう一度【完】
3度目の。
家に帰った私はすかさず部屋に入って、
ケータイの受信ボックスにある未読メールを見た。
『ありさ、涼晴先輩お前のこと覚えてるってさ。メールで告っちゃえば?』
―そう、過去をやり直す前にも来た柊斗から来たメール。
これを見て先輩に告白したんだ。
そして、過去をやり直す前と同じ文面で先輩に告白した。
振られるってわかってて告白するって、なんかヘンな気分~。
でも分かってるならダメージも少ない。
さて、これからどうするかだね。
やり直す前のようには絶対にならないようにしなくっちゃ!!
でも、絶対に付き合う展開にするってなんか難しいね。