初恋の続きをもう一度【完】
気がつくと、私は横になって寝ていた。
ここは保健室だろうか・・・。
「軽い貧血よ。少し安静にしててね」
保健の先生が優しく微笑む。
確か『ピラミッド』をしてて、それで身体がクラクラして・・・・。
あ!!練習しなきゃ。
私はそそくさとベットから起き上がった。
「あ、ダメよ寝てなきゃ。
私はちょっと職員室に報告書を取りに行ってくるから、待っててね。
いい?私が帰ってくるまで大人しくここで横になってること」
そう言って保健の先生は職員室に向かっていった。
はぁ何やってんだろう、私・・・。
ガラガラ―。
それから数分後、保健室のドアが開いた。
保健の先生かな?
ベットから起き上がる私。
ドア付近を見てみると、そこにあった姿は・・・。
―涼晴先輩だった。