初恋の続きをもう一度【完】



「いひゃいって、ウケる。


ごめん、ごめん。つい面白かったから。


あ、そうだ。俺、足捻ってさ。


湿布貼ってもらおうと思って。


でも先生いないみたいだな。」



お腹を抱えて笑う先輩。


涼晴先輩とこんなふうに話したのっていつぶりだろう・・・。



「先生は報告書取りに職員室に行きました。」

「そっか。」


・・・・。


はい、沈黙。

この沈黙をなんとかしなきゃ。
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