初恋の続きをもう一度【完】
「あのー・・・。先輩、お題って何だったんですか?」
ゴールしたあと涼晴先輩に聞いてみた。
「え?あぁ。
1番アホそうなヤツ、だったかな」
笑いながら言う涼晴先輩。
うそ!?
アホそうなやつって・・・。
「え!?ホントにそんなお題だったんですか!?」
チラッと見てみると、まだ手首を掴んだままの先輩。
「ちげーよ、何間に受けてんだよー。
その顔、傑作だわ」
肩が小刻みに揺れて、大爆笑している涼晴先輩。