初恋の続きをもう一度【完】
「じゃぁお題って結局何だったんですか!?
あたし何にも思いつかないんですけど」
「そんなに教えて欲しい?
じゃぁキスしてくれたら教えてやってもいい」
ニヤニヤしながら先輩は言った。
はい!?そ、そんなことできるわけないでしょ!!
一体先輩はなんなの!?
先輩の俺様発動!
「け、結構です!!」
私はそっぽを向いた。
てゆーかそろそろ手を離してくださいよー。
「なぁーんだつまんないのー。
てか、可愛くねー」
「人をオモチャにしないでください。
可愛くなくってごめんなさいねー。
どーせあたしは可愛くないですよーだ」
「はいはい」
「あの・・・。先輩手をそろそろ離してください」
「あ、ごめん忘れてた。
俺もう行くわ。
じゃ、体育祭頑張れよ!!」
スタスタと自分の応援席に戻っていく先輩。
私も自分の席に戻った。