初恋の続きをもう一度【完】
それから数分後。


「ここが俺の家」

先輩に言われて、見てみるとそこには3階建てでお庭がついてて欧米風のお家が建っていた。


ここが涼晴先輩の家かぁーすご!!


「あがって」

「あ、はい」


玄関の中に入ると、一匹のトイプードルがやってきた。


「コイツはチョコ。メスで2歳なんだ」

涼晴先輩はチョコを抱っこして言った。


「かわいい~~♡

あたしすっごく犬好きなんですよー」


「確かにー動物に優しそうなイメージあるもんな

リビングになぎさいると思うから行こ?」


涼晴先輩に連れられてリビングに入った。


リビングに入るとソファーにちょこんと座っている女の子がいた。


「あ、涼くん!!おかえりー」


「なぎさ、誕プレ買ってきたぞ。


誕生日おめでとう」


なぎさちゃんは振り返って、涼晴先輩に笑顔を向けた。


そして私の方をじっと見つめてきた。


「初めましてーなぎさちゃん。


ありさです、よろしくね?

それから誕生日おめでとう」


「このお姉ちゃんがなぎさの誕プレにコサージュ作ってくれたよ」


「初めましてー。

ありがとう、ありさお姉ちゃん。」


「じゃ、俺飲み物持ってくるからテキトーに座ってて」


「あ、はい」


先輩はチョコを床におろしてキッチンへと向かっていった。

< 88 / 269 >

この作品をシェア

pagetop