初恋の続きをもう一度【完】
スタバの中へ入り私たちはキャラメルマキアートを注文した。
席に着いて一息すると涼晴先輩が訊ねてきた。
「100円ショップでレースとリボンとビーズ買ってたけど何するの?」
「さっき買ったなぎさちゃんの洋服のコサージュを作ろうと思って」
「え!?コサージュ作れんの?
すごっ!!手先器用じゃん!!」
涼晴先輩はキャラメルマキアートを飲んで言った。
「こんなことしかできないんで。」
「え?なんか悪いよ、買い物に付き合わせちゃってコサージュまで」
「そんなことないですよ?
ほんの私の気持ちですから」
さっき買ったレースとリボンとビーズを袋から出してコサージュを作り始める。