我妻教育〜番外編〜
カメオのブローチは、ボクにとっておばあちゃまの形見であり、オシャレであり、それから、お守りだった。
フランス育ちのボクが、異国のジャパンに来て、実を言うと不安な気持ちもあったから…。
「あら。どういう心境の変化かしら?」
琴湖の問いに、ボクはニッコリ笑った。
「おばあちゃまが目の前で見ていなくても、ボクはもう大丈夫だ、って気づいたからだよ!
心に決めたコトに突き進んでいけるくらい、強い決心があるからサ(^〜^)b」
琴湖は、不思議そうな顔をした。
啓志郎は、いつものクールな表情で、「そうか」とつぶやき、それから眉間に険をこめた。
「…だが、そもそもが校則違反だったのだ」
「そのフリルのブラウスもよ」
すかさず琴湖も口をはさむ。
フランス育ちのボクが、異国のジャパンに来て、実を言うと不安な気持ちもあったから…。
「あら。どういう心境の変化かしら?」
琴湖の問いに、ボクはニッコリ笑った。
「おばあちゃまが目の前で見ていなくても、ボクはもう大丈夫だ、って気づいたからだよ!
心に決めたコトに突き進んでいけるくらい、強い決心があるからサ(^〜^)b」
琴湖は、不思議そうな顔をした。
啓志郎は、いつものクールな表情で、「そうか」とつぶやき、それから眉間に険をこめた。
「…だが、そもそもが校則違反だったのだ」
「そのフリルのブラウスもよ」
すかさず琴湖も口をはさむ。