我妻教育〜番外編〜
愛想はないけど、良い子じゃないの。
しつけがなってるんだわ。
部屋なり庭なり自由に遊んでて良いって言ってるのに。
感心と、微笑ましい気持ちで若葉を見つめた。
よく日に焼けた健康そうな体つきをしている。
「よく日に焼けてるわね。
何かスポーツでもされてるの?」
「この前まで野球してた」
「今は?」
「やめた」
「なぜ?」
「…」
聞いたら無言になった。
聞いて欲しくないことのようだから、追求するのはやめた。
「そうだわ。初等部で七夕祭したでしょ?
短冊には何て書いたの?
若葉くんには、何か夢はあるのかしら?」
しつけがなってるんだわ。
部屋なり庭なり自由に遊んでて良いって言ってるのに。
感心と、微笑ましい気持ちで若葉を見つめた。
よく日に焼けた健康そうな体つきをしている。
「よく日に焼けてるわね。
何かスポーツでもされてるの?」
「この前まで野球してた」
「今は?」
「やめた」
「なぜ?」
「…」
聞いたら無言になった。
聞いて欲しくないことのようだから、追求するのはやめた。
「そうだわ。初等部で七夕祭したでしょ?
短冊には何て書いたの?
若葉くんには、何か夢はあるのかしら?」