我妻教育〜番外編〜

その参

『おはよう(^0^)/
今日こそ迎えに行けるように頑張って仕事するよ(^ー^)q』


桧周さんからのモーニングメールで目覚めた。



『おはようございます。お仕事頑張って下さいね』


メールを送り返して、布団から起き上がった。




「俺も一緒していいか?」


私と若葉くんと萌花さんの3人で朝の食卓を囲んでいると、兄の善彦が、席についた。



「ええ、もちろん」


と了承したら、使用人の一人が、兄の食器を用意し始めた。


注がれたコーヒーを口にしながら、兄は私に言った。


「久々だな、一緒に食事なんて」


「そういえば、そうですわね」



基本、家族の時間はバラバラだったから、私は一人で食事をとることがほとんどだった。


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