我妻教育〜番外編〜
「ああ、そうだわ」
ふと伝え忘れを思い出して、私は、若葉くんと萌花さんの方を見た。
「私、今日学校のあと、寄るところがあるから、少しだけ帰りが遅くなるわね。
気にしないで家にいていいからね」
コクンと2人はうなずいた。
兄が、おみそ汁をすすりながら、目を私に向けた。
「琴湖、今日遅くなるのか?
けど夕飯までには帰ってくるんだろ?」
「もちろんよ?」
「じゃあさ、今夜、みんなで焼肉行こうぜ!」
「焼肉?」
眼鏡をかけた文学青年風のひ弱そうな兄は、見た目は草食系。
なのに肉好きなのよね…(笑)
たまにこんな風に急に誘ってくる。
ふと伝え忘れを思い出して、私は、若葉くんと萌花さんの方を見た。
「私、今日学校のあと、寄るところがあるから、少しだけ帰りが遅くなるわね。
気にしないで家にいていいからね」
コクンと2人はうなずいた。
兄が、おみそ汁をすすりながら、目を私に向けた。
「琴湖、今日遅くなるのか?
けど夕飯までには帰ってくるんだろ?」
「もちろんよ?」
「じゃあさ、今夜、みんなで焼肉行こうぜ!」
「焼肉?」
眼鏡をかけた文学青年風のひ弱そうな兄は、見た目は草食系。
なのに肉好きなのよね…(笑)
たまにこんな風に急に誘ってくる。