我妻教育〜番外編〜
「で、話の本題は、ここからなんだよ」
と、綾人さんは仕切り直した。
「この身体になってから、何もできないから、やりたいことなんて見つけないって思っていたけど、ここ最近、僕の意識が変わってきたんだ」
「変わった?どのようにですか?」
「うん。
琴湖ちゃんを見て、僕も何か目指してみたい、今までやらなかった何かに挑戦してみたいって思えるようになったんだよ」
「え?私?」
見開いた私の瞳に、少し恥ずかしそうな笑顔をこぼした綾人さんが映った。
「この前、大学側から講義の依頼があったんだ。
グリーン☆マイムの活動内容を学生たちの前で発表して欲しいって。
どうやら学生側からの要望も多いらしくて。
一回、活動を広く伝えていく機会を設けて見ないか?って」
「それは、素敵!是非私もその講義を聞きに行きたいですわ!」
私が身を乗り出すと、綾人さんは「ありがとう」と、はにかんで、また前を見ながら、口を開いた。
と、綾人さんは仕切り直した。
「この身体になってから、何もできないから、やりたいことなんて見つけないって思っていたけど、ここ最近、僕の意識が変わってきたんだ」
「変わった?どのようにですか?」
「うん。
琴湖ちゃんを見て、僕も何か目指してみたい、今までやらなかった何かに挑戦してみたいって思えるようになったんだよ」
「え?私?」
見開いた私の瞳に、少し恥ずかしそうな笑顔をこぼした綾人さんが映った。
「この前、大学側から講義の依頼があったんだ。
グリーン☆マイムの活動内容を学生たちの前で発表して欲しいって。
どうやら学生側からの要望も多いらしくて。
一回、活動を広く伝えていく機会を設けて見ないか?って」
「それは、素敵!是非私もその講義を聞きに行きたいですわ!」
私が身を乗り出すと、綾人さんは「ありがとう」と、はにかんで、また前を見ながら、口を開いた。