我妻教育〜番外編〜
その拾壱
私は、グリーン☆マイムの運営に携わることになった。
両親は、思いの外簡単に認めてくれた。
時間制限や門限厳守、家の用事が最優先など、それはたくさんの条件は出されたけれど。
しかも、その条件を書面にして、綾人さんに渡すことが一番目の条件だった。
こちらから手伝わせて下さいってお願いしている立場だっていうのに、条件だなんて…
恐縮してたら、綾人さんは、
『むしろその方が、安心して琴湖ちゃんをお預かりできる』
と書面を見ながら笑ってくれたから良かったけれど、私はすごく恥ずかしかった。
そんなこんなで、学校帰りや休日にグリーン☆マイムに寄る日々が始まったのだ。
帰宅部の私には、部活動みたいな感じ。
やっている内容は、ホームページに写真をアップしたり、郵送する封筒を作成したり、郵便局に行ったり、書類の整理をしたり。
関係者やお客さんが来たらお茶をお出ししたり、片付けたり。
細々とした雑用。
事務補助みたいなものかしら。
そんな仕事が私には性に合っているようで、通うことが楽しみになっていった。
両親は、思いの外簡単に認めてくれた。
時間制限や門限厳守、家の用事が最優先など、それはたくさんの条件は出されたけれど。
しかも、その条件を書面にして、綾人さんに渡すことが一番目の条件だった。
こちらから手伝わせて下さいってお願いしている立場だっていうのに、条件だなんて…
恐縮してたら、綾人さんは、
『むしろその方が、安心して琴湖ちゃんをお預かりできる』
と書面を見ながら笑ってくれたから良かったけれど、私はすごく恥ずかしかった。
そんなこんなで、学校帰りや休日にグリーン☆マイムに寄る日々が始まったのだ。
帰宅部の私には、部活動みたいな感じ。
やっている内容は、ホームページに写真をアップしたり、郵送する封筒を作成したり、郵便局に行ったり、書類の整理をしたり。
関係者やお客さんが来たらお茶をお出ししたり、片付けたり。
細々とした雑用。
事務補助みたいなものかしら。
そんな仕事が私には性に合っているようで、通うことが楽しみになっていった。