我妻教育〜番外編〜
「おかしなこと言うのね。
ここは、私の家でもあるのよ?」


見とれてしまうくらい、上品に笑う。

新香サンは、すごくステキなレディだ。


「あ、そうか。
そうだよネ(〃^д^〃;)」


いやぁ、なんだかテレるナ。




啓志郎の家の敷地に入って、息をのんだ。


「ワァ…、スゴイや!」


グルっと見渡した。



さすが、世界の松葉グループの本宅!!w(゚○゚)w



社会科見学にでも来たような気分で、ボクはポカーンと口を開けたまま、高級旅館のような住居、流れる池や松の木々が茂る壮大な庭園を遠くまで眺めた。



庭に目を奪われていたら、「こちらへ」と新香サンが、手招きした。



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